きくらげ
歴史 : 中国で古くから食用とされており、斉民要術にも料理法が記載されており少なくとも1400年以上は
食用・栽培の歴史があると考えられる。日本にも中国から渡来し、平安時代に編纂された和名類聚抄と
いう現代で言う百科事典のような辞書にキクラゲの記載がある。
調理法:サラダやあえ物など火を通さずに食べる場合には、必ず30秒ほど湯通しをしてから使う。
形は不規則で、円盤状、耳状など変化に富む。背面の一部で枯木に付着する。子実体はゼリー質でやや半透明、
背面は粗毛で白く、表面は暗褐色で滑らか。乾燥すると小さく縮み、湿ると元に戻る。生の状態では脆く破れ
やすいが火を通すと名前の通りクラゲを思わせる歯ごたえになる。ほぼ無味無臭。